
衝撃のコスパ!幅広なのに控えめな直径!高性能で使いやすいコードシリーズ最新作!!
前作コード2くんはいわゆるトレンドど真ん中のサイズ感で、軽やかでスピードに乗せやすいフィーリングでよく振っているのでその次世代機となれば期待しかなくて購入させていただきました。 なにやら一気に幅広になりましたが、これがセンスヨーヨーさんが考える2025年現在のトレンドということでしょうか。 66gでもそこまで密度感は強くなくコード2くんよりちょっと重いかなぐらいのフィーリングで、それでいてしっかり長めのコンボが出来るパワーもありながら、幅広ヨーヨーにありがちなコンボ終盤にフラフラ感が少なめで安定感があります。 なんかしょっちゅうレビューでコスパって言ってる気がしますが、それだけヨーヨー界隈全体のレベルが上がってるってことかと思います。そんな環境でもここまで来たかと思うぐらいぶっ飛んだコスパの幅広ヨーヨーとなっております。 前作のコード2くんもコスパが良かったですが、コード3くんはさらにハチャメチャなコスパ。2も3も素人目にはけっこう複雑な形状しててエラーとか出やすくなって価格あがりそうなのに、お求めやすい価格で提供出来るのはセンスヨーヨーさんの技術なんでしょうね。 その価格対性能比ももちろんスゴいんですが、個人的にコード3くんが特に偉いと思ってるところは55mm台中盤というミドルサイズよりの直径。50mm超える幅なのに小回り利くし、ポケット作って通すトリックも全然イケます。 パワーを稼ぐために直径も大きくなりがちな幅広ヨーヨー界隈において、低価格帯はおろか7000番系の高強度のアルミ合金を採用したヨーヨーやバイメタル構造の高額のヨーヨーでさえ56mmを下回るのは比較的珍しい中、5000円を下回るヨーヨーでこの直径を達成したのはトピックスというより、もはやちょっとしたショックウェーブだと思うんですよ。 この直径と幅で充分なパワーと安定感を実現した秘訣は2段に厚みを持たせたリム部分だと思ってて、このおかげかインナーリムのバイメタルにも通ずる芯のある振り心地となってます。考えてみれば、ハイエンド帯のオフストリングヨーヨーはインナーリムが多いですもんね。幅広でパワーを持たせるためにボディの中心よりに重たい部分を作るのは理にかなってるのかも。違ったらごめんなさい。 設計の自信の顕れか、特定のカラーのアートワークは設計図風になっててます。機械の図解とか開発経緯とかこだわりポイントとか好きなんで、これ良いなあと思いました。 売り切れちゃって私は買えませんでしたが、じっくり手に取って見たいので再入荷お待ちしております。 幅広ヨーヨーながら割と手の中でおさまりが良く、安価で手を出しやすいこともあって、幅広ヨーヨーどんな感じでかなと気になってる方、気軽に振れる安価な幅広ヨーヨーが欲しい方はもちろん、初めてのバインドヨーヨーにもヒモに乗せやすくてとても良いんじゃないかなと思います。とてもオススメです。