限界のコスパ!
ラウンド系のプロファイルと深い青のカラーに一目ぼれ。そこから購入に至ったのはやはり低価格ゆえです。カラーリングは若干ギラギラしていますが、どちらかというとヌメッとしたメタリック。曲面に照明が当たることで自然に生まれる濃淡がいい味出してます。ダンカンキャップがはまりそうな段差がありますが、残念ながらサイズが合わず。驚くほどパワフルな回転とそこから得られる安定感はなかなかのもの。初期搭載の10ボールベアリングとの相性も抜群です。投げやすく扱いにくさは感じませんが、ブンブン振り回すよりもじっくりプレイするのに向いているのではないでしょうか。Crawlerには「這うもの」「キャタピラ車」などの意味がありますが、このヨーヨーをよく表した名称だと思います。気になった点を一つ。ベアリングロックが非常に固いです。YYFのリムーバだけでは外れず、プライヤなどを使ってようやく外せました。何度か着脱しているとロック部分の表面が削れ固さが緩和されますが、金属の地が出てしまうと錆びやすくなる恐れがあります。個体差ということもあり得ますが、この辺りが価格相応という印象を受けました。ただ性能は確かなものがあり、コストパフォーマンスは限界に達しているとさえ感じます。あまりラウンド機種を持っていないという方にこそお勧めしたい機種です。